固有受容覚って知ってます?
わたしが『固有受容覚』という
言葉を知ったのは
約10年前の足育プロジェクト協会での講座でした。
耳から入ってきた言葉を漢字に変換できないほど
「なに?」
急ぎ家に帰って調べてみて
「へ~」
こんな大事なこと
子育てのときに知っていたかったーーと
思ったので
こちらでお伝えします!!
固有受容覚とは ↓
【自分の身体を知るための感覚】
「固有覚」「運動感覚」「位置感覚」「深部感覚」など
いろんな呼び方で呼ばれています。
イメージ沸いてきました?
固有受容覚には、大きく2つの働きがあります。
これらの働きによって、
私たちは思い通りに身体を動かすことができるんです。
『身体の動かし方や器用さに関わる』
身体に力が入っているのを感じることができたり、身体を動かすタイミングやスピードを図れるのは、固有受容覚が働いてくれている証拠。
『気持ちのコントロールの土台となる』
自分の身体の輪郭(ボディイメージ)の育ちや自分の身体を思った通りに動かす力の基盤となります。
たとえば、「消しゴムで消すとき」
紙がクシャクシャにならないためには、
適度な力で消しゴムを動かし、
紙を抑える必要がありますよね。
力加減について頭で考えることなく、
消したい文字だけをスムーズに消すことができるのは、
固有受容覚が働いてくれている証拠なのです
別段意識しなくっても
“今どれくらいの力が入っているよ”
“どれくらい手指が動いているよ”と
教えてくれることによって、
私たちは思い通りに手先を器用に動かし、
道具を扱うことができるのです。
学校で使う鉛筆といえばHBが主流だった頃もありましたが
最近の子どもは鉛筆は2B、Bとか・・・
これも小さいときの鉛筆の力加減を習得することと関係していると思います。
自分の身体を知るための感覚の1つである
“固有受容覚”の役割
おわかりいただけましたか?
不器用やぎこちなさは、固有受容覚の働きが大きく関わっている。
ということですね。
小さいときから、いろんなことをさせてあげて
経験をつけることが大切だと思います
ただ
無理強いはしないほうがいいかと思います。
親って子どもによかれと思って
さきさきとしてしまいがちですが
ゆっくりと子どものすることを
待ってあげられる余裕があるといいですね~
と、40年前のわたしに言ってみました(*゚∀゚*)
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